2014年2月28日金曜日

矯正治療③~子どもの場合~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

顎の骨の形や大きさのアンバランスが不正咬合の原因になっている場合や、歯が不適切な位置にあるために顎の成長が邪魔される可能性があるときは、乳歯列完成期である3歳頃から矯正治療を始めることもできます(^o^)

最近ではアメリカを中心に、矯正装置による治療を始める前の段階でマウスピースなどを使い、ねじれた歯や顎の発育を低年齢のうちに正すトレーニングが普及しつつあります♬

2014年2月27日木曜日

矯正治療②~子どもの場合~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

具体的には混合歯列期(前歯が永久歯に生えかわる時期)、小学校の低学年から中学年(6~7歳頃)の時期をメドにしてください^^

この時期から矯正治療を始めると、それ以降の治療が必要なくなることもあるそうです。

次に適しているのが永久歯が全て生えそろう時期(10~12歳頃)、つまり永久歯がすべて生えそろう時期です。

顎を広げたり前に出してバランスを整えるのに適した時期です。

ですが、不正咬合の原因によっては矯正治療を始めるのに適した時期が異なってくるので気をつけましょう!!


続く…★




2014年2月26日水曜日

矯正治療①~子どもの場合~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

矯正治療は早いうちから始めた方がいいと言われていますが、じゃあ早いうちとは一体どれくらいの時期を指すのでしょう?

矯正治療を考える1つの目安となる時期…

それは「歯の生え変わり」がおこる時期です。

乳歯と永久歯が生えかわるとき虫歯になった乳歯を放置していると、永久歯は自分の生える場所を確保できず、そのために位置や方向を変えて生えてしまうので歯並びが悪くなってしまいます。


続く…★

2014年2月25日火曜日

歯槽骨が足りなくてもインプラントはできる!⑤

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

最後に、OAMインプラントという方法をご紹介します☆

通常インプラントとはドリルで骨を削って挿入しますが、OAMインプラントでは骨を削るのではなく0.5ミリの細い器械を使用して0.2ミリずつ大きくしていきます。

このインプラント法では細い骨にも対応していますが、まだ一部の歯科医院にしか対応されていないので、興味を持った方はかかりつけの歯科医院へ問い合わせてみるとよいかもしれません。

2014年2月24日月曜日

歯槽骨が足りなくてもインプラントはできる!④

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

次は、サイナスリフト(上顎洞底挙上術)です。

上顎の骨の上、頬骨の奥にはサイナス(上顎洞)と呼ばれる大きな空洞があります。

上顎の奥歯がなくなってしまうと、サイナスが大きくなり空洞の底の部分がどんどん下がってくるだけでなく、歯肉からも歯槽骨が吸収され溶けていくので骨がだんだん少なくなっていってしまいます。

そこでサイナスリフトでは、上顎洞の底を持ち上げそこにできたスペースに移植骨や骨の補填材を補充します。

ですが、インプラントを入れる骨の厚みが4ミリ以上ある場合には、オステオトームという器具を使って上顎洞を持ち上げるソケットリフト法が用いられます。

2014年2月23日日曜日

歯槽骨が足りなくてもインプラントはできる!③

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

次は、GTR法(組織再生誘導法) です。

骨が失われた部位に人工の膜を張ることで、上皮の侵入を防ぎ、歯槽骨の組織が再生するためのスペースを確保し、3~6ヶ月後に組織が再生されたことを確認したうえで膜をはずすので安心です(^ω^)♬

こうして、歯周病によって溶けてなくなってしまった歯槽骨を元の状態に近づけることができます

2014年2月22日土曜日

歯槽骨が足りなくてもインプラントはできる!②

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

次にご紹介するのが、GBR法(骨再生誘導法)です。

歯槽骨の量が少なくインプラントを埋め込むスペースが足りない場合に、量を増やしてインプラントを可能にします☆

骨の欠損部分に自分の骨を移植するまたは補填材を入れ、その上からメンブレンと呼ばれる特殊な布で覆い、骨の組織を再生させます。

GBR法は、インプラント手術と同時に行うこともできます♪

2014年2月21日金曜日

歯槽骨が足りなくてもインプラントはできる!①

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

 インプラントを埋め込む歯槽骨が足りない場合でも、骨を移植したり再生を促進する技術によってインプラントをすることができます^^

今回はその方法の1つであるPRP法(多血小板血漿法)についてご紹介します♬

この方法では、患者さん自身の血液を使います!

その血液を分離して血小板を多く含んだ血漿を取り出し、自分の骨または人工骨の補填材と混ぜペースト状にし切開した部分に塗ります。

そうすることで、下に骨ができてきます(^^)☆

PRPでは、インプラントに必要な歯槽骨の量を増やすとともに手術後の傷口の治りを早め、さらに術後の痛みや腫れを軽くしてくれるといったメリットがあります\(^ω^)/

自分の血液から最終的には骨ができるなんてすごいですね!!!

2014年2月20日木曜日

歯周病の外科的治療②

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

新しい技術としては、「歯周組織再生誘導法(GTR法)」 が挙げられます。

以前であれば抜歯するしか方法がなかった場合でも、歯周病で失われた歯槽骨がコラーゲンなどの特殊な膜を使って再生されるので、抜歯をしなくても歯を残せるようになりました。

また、現在ではエムドゲインという薬剤を塗って歯槽骨を作る方法もあります。

ですが、どうしても歯を残せないほど歯周病が進行している場合には、骨の吸収を抑えるとともに他の歯への炎症を食い止めるためにも、抜歯をした方がよいかもしれません。

2014年2月19日水曜日

歯周病の外科的治療①

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

歯周病の外科的治療として一般的によく知られているのは、病的な歯肉を切除する「フラップ手術」です。

これは、進行した歯周病の部位の歯肉をはがして歯根を露出させ、歯根の表面に付いている歯石や細菌を取り除いてさらに歯肉と歯槽骨を整形します。

手術といっても、痛みはほとんど感じられません(^^)♪

ですが、最近ではフラップ手術に代わる新しい手術があります。


続く…★


2014年2月7日金曜日

顎関節症のウソ・ホント②~噛み合わせをよくすれば治る?~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

顎関節症は噛み合わせが悪いことでも起こりますが、この噛み合わせを治せば顎関節症も治る!と思っている方もいるのではないでしょうか^^?

ですが、以前は噛み合わせの悪いことがおもな原因と言われてきましたが、現在はこの他に食いしばりや歯ぎしり、無理な姿勢、精神的なストレスなどさまざまなことが積み重なり、それがその人の耐久力を超えてしまった場合に症状が現れると考えられているそうです。

生活習慣を改善したり、顎の筋肉を訓練療法で鍛えたりすることで、多くの場合症状が軽くなるので、歯列矯正などをしなくても大丈夫なので安心してくださいね(^o^) ♬

2014年2月6日木曜日

顎関節症のウソ・ホント①~頭痛や肩こりが顎関節症の原因?~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

頭痛や肩こりは顎関節症が原因で起こる…とTV番組でいっていたことがあるそうですが、果たしてこれは本当でしょうか?

顎の関節は頭に近いところにあるため、顎関節症の症状と頭痛が見分けられないことがあります。

とくに、耳の上のほうにあって下顎を持ち上げる働きをする側頭筋という筋肉は、緊張型頭痛や片頭痛で痛みが起こる場所でもあるので、顎関節症なのかどうか区別するのが難しいところです。

 これを判別するには、顎を動かすことによって痛みが強くなるかどうかを確かめると分かります。

例えば、あくびをして口をあけたときや硬いものを噛んだ時に痛みが起こるなら、これは頭痛ではなく顎関節症の筋肉症状であると考えられます。

なので、必ずしも頭痛や肩こりで顎関節症になるとは言い切れないのが答えです(´・ω・`)