2014年3月26日水曜日

子どもの顎関節症②

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

子どもの顎関節症予防と、再発防止のためのセルフケアについて紹介します。

まず1つめに「硬いものを食べてしっかりと顎を鍛える」ことです。

顎の関節が小さめできゃしゃな感じがする人は顎関節症にかかりやすく、大人になってから硬いものを噛んで顎を鍛えようとしても遅いです。

顎の骨や関節ができあがる前の幼児期から少年期にかけてが顎を強くするのに適切な時期です。

ナッツ類や小魚食品などの硬い食べ物を食事に取り入れたり、よく噛まなければならない厚切り肉にする、野菜を千切りにするのではなく、スティックにするなど料理法にも工夫してみましょう♬

2014年3月25日火曜日

子どもの顎関節症①

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

最近は子どもの顎関節症もかなり増えてきています。

その中でも多いのが、中学生・高校生の患者さんです。

12歳前後には永久歯が生えそろって大人と変わらない食事をするようになるので、幼いころに比べよく顎を使うようになり、症状が出やすくなるといわれています。

また、骨格の成長が急速に進む時期でもあるため、顎の関節をつくる骨とそれを動かすいくつもの筋肉のバランスが崩れるケースも少なくないので、このアンバランスが痛みなどを引き起こすことがあります。



2014年3月13日木曜日

顎関節症~顎以外での症状~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

顎関節症では、頭痛、首や肩、背中の痛み・こりなどのその他のさまざまな器官に症状が現れることがあります。

主に耳周辺部では、痛み、耳鳴り、耳が詰まった感じ、難聴、めまい、口の中の症状では舌の痛み、味覚の異常、口の乾燥感などが挙げられます。

ですが、これらの症状は他の病気が原因で起こる場合が多いので思い当たる症状があるからといってすぐに顎関節症だという判断はできません。

歯科はもちろん、それ以外の科も含めて検査を受けたのち、適切な処置をしましょう☆

2014年3月12日水曜日

顎関節症~口を完全に閉じれない~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

ごくまれに、口を完全に閉じることができないという症状の方がいます。

これは、顎の関節内にある関節円板が何らかの理由で関節の軸(下顎頭)の後ろにずれ、軸が正しい位置まで戻らなくなってしまったからで、「関節円板後方転位」といいます。

また、顎がはずれて口を閉じることができない場合は、「顎関節脱臼」といわれる状態で顎関節症とは別のものです。

「化膿性顎関節炎」という顎の関節内に急に液体が増えてしまい口を閉じることができない病気もありますが、顎関節症の場合は慢性的にゆっくりと液が増えるためこれが原因で口を閉じることができないということはないので、注意しましょう!!

2014年3月11日火曜日

顎関節症~噛み合わせ~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

顎の関節や筋肉に問題があるとき、顎の動きに変化が生じ、噛み合わせが変わることがあります。

ですが、目で見て分かるほどの大きな変化ではなく微妙に何となく変わったかなという感じです。

そして、実際には噛み合わせが変わっていなくても、脳に伝わる感覚の質が変化し、「噛み合わせが変わった」ように感じることもあります。

顎の関節や筋肉などが片側だけ痛むときは、そのような可能性があるので気をつけましょう!

2014年3月10日月曜日

顎関節症~カクカクと音がする~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

「耳の前の部分でカクカクと音がする」というのも顎関節症の症状ですが、音がするだけで他の症状が出ていなかったり長い間変化がなかったら、顎関節症ではないかもしれません。

しかし、カクカク音がしだいに大きくなって耳に響くようになってきたら注意が必要になってきます。

また、音が出るときの顎の状態が変わってきたり、音だけでなく痛みも感じるようになってきた場合には注意が必要です。

顎の筋肉や関節に今まで以上の負担がかかったり、生活状態に何らかの変化が起きない限りは、顎の機能に問題が出ることはないと思われるので安心してくださいね♬

2014年3月9日日曜日

顎関節症~開口障害②~

こんにちは、愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トヨタです。

もう1つの場合は、顎の関節内の異常で口が大きく開かない場合です。

例えば、顎関節の内部にある関節円板という組織が変形すると下顎頭といわれる顎の関節の軸が動きにくくなり、口が満足に開けられません。

この2つのタイプどちらとも、まったく口が開けられなくなることはないですが、指1本ぶんくらいしか口を開けることができなくなることもあります。

症状の現われ方も人によって異なり、口を開けづらいと感じてから徐々に開かなくなってほとんど開けることのできない状態に進むこともありますし、いきなり口が開かなくなることもあります。

ですが、ほとんどの場合は何日かたつと症状が軽くなり、口を開けられる範囲が広くなってきます^^