こんにちは、 愛媛県松山市余土伊藤歯科医院、トヨタです。
生えて間もなくの歯は乳歯も永久歯もやわらかく、エナメル質が唾液の働きをうけて強く固いものになるには何年もかかることもあり虫歯に対する抵抗力もあまりありません。
つまり、乳歯も永久歯も生えて間もないうちが最も虫歯の餌食になりやすく、生えたての歯にできた虫歯は進行も早いのです。
とくに、乳歯ではエナメル質の厚さが永久歯の半分ぐらいしかないうえに歯全体も小さいので、半年もしないうちに大きな穴があいてしまいます。
乳歯は時期がくれば永久歯に押し出されるかたちで生えかわりますが、このとき乳歯は永久歯を正しい位置に導く大事な役割を担っています。
小さな子どもが激痛に苦しむのも痛ましいことですが、虫歯のために歯冠が崩壊したり、自然なリズムのより早く乳歯が失われると、永久歯は自分の進むべき方向が分からず歯並びが悪くなってしまうことが多いのです。
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