こんにちは、 愛媛県松山市余土伊藤歯科医院、トヨタです。
GTR(組織誘導再生手術)とは、もともと歯周病で破壊され失われた歯周組織の再生を助けることを目的に開発された手段です。
歯と歯周組織は歯根膜によりつながれており、歯根膜にも再生能力がありますが、歯肉の再生能力に比べるとかなり遅いためフラップ手術などにより損傷箇所を取り除いたりした場合歯肉が先に再生し、歯根膜の再生するスペースを奪ってしまいます。
そうなると、つながるはずの歯と歯周組織はつながることができません。
これを防ぐため手術の際に歯と歯肉の間にゴアテックス膜をはさみ、歯根膜の再生する場所を確保しておく方法が組織誘導再生法なのです。
この治療を受けたあと約半年ぐらいで歯根膜はほぼ元通りになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿